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ジョーンズデイリーファームの創設者 マイロ・ジョーンズ

ジョーンズデイリーファームにて131年もの間受け継がれてきた伝統は一人の男性と彼の母親の普遍のソーセージレシピから始まりました。ジョーンズ家はウィスコンシン州フォートアトキンソンに入植した最初の一団でした。1832年にバーモント州から移住し酪農家として身を構えていた家庭にマイロ・C・ジョーンズは生を受けました。

マイロの父親はフォートアトキンソンで初期の市長を務めるなど市の開発に深く関わってきた人物でした。ジョーンズ家は幾年にもわたり多数のビジネスの関与してきました。それはホテルや居酒屋、競技場と多岐に渡りました。そんな父を見て育ったマイロは家業である酪農を引き継ぎましたが多忙が祟り35歳のときにリウマチを発症してしまいます。粗末な病床に伏せたマイロは両親の愛した牧場に出向くことができずにいました。

しかしながらジョーンズ家のパイオニア魂はそんなことでは止まりませんでした。そしてマイロ自身もまた新事業を切り開く技巧と情熱を忘れてはいませんでした。農場で体を動かすことは叶わなくとも彼の母のブレックファースト・ソーセージのレシピを再現しました。131年前にマイロが使用していた豚肉、水、塩に数種類のスパイスといったシンプルなレシピは今でもジョーンズデイリーファームの基本となっています。今日のグルテンフリー ソーセージリンク、パティや他の最高の商品はそのレシピがあったから存在しているのです。

マイロはレシピを再現した後まずご近所さんや友人など親しい人に売ることからはじめました。マイロの商品の噂は瞬く間に広がり、工場を持ちアメリカ全土から注文を受けるに至るまで長くはかかりませんでした。1932年には国外輸出を始め今やジョーンズデイリーファームの商品は世界中で求められています。日本をはじめ、メキシコ、香港にカナダ等幅広く愛されています。

ジョーンズデイリーファームは一般的な農家にある小さなキッチンから始まりました。会社のロゴにあるファームハウスは現在もジョーンズ家が暮している家がモデルになっていてその家はイベントなどでも公開されています。1906年に建てられた自社工場は現在ジョーンズマーケットの一部となっています。マーケットの一般エリアにはマイロの車椅子がジョーンズデイリーファームの歴史と創始者の永遠のシンボルとして飾られています。